エクセルやスプレッドシートで入力しているときに、カーソルキーで左に移動しようとしたら、左のセルに移動してしまった!
これ、私もよくやってしまうことで、マウスでクリックし直して入力。結構なストレスになってしまいます。
実はマウスを使わずに、キーボード操作でセル内の左移動はできます。
エクセルの場合
ここでいうエクセルは、EXCEL for Macでの使用を前提とします。
エクセルは文字や数値を入力すると、入力モードとしてセルに入力することになります。

このモードのまま矢印←のカーソルボタンを押すと、セルが移動してしまいます。
このモードを編集に切り替えることで、入力中に矢印←のカーソルボタンを押しても、セルの中でカーソルが移動してくれます。

編集モードの切り替えは、F2ボタンを押すこと。
なので、Macの場合、fnキーを押しながら、F2ボタンで切り替えということになります。
つまり、
①モードの切り替え
②矢印カーソルボタン
と2ステップ踏むことで、マウスを使うことなくセル内での左移動ができます。
しかし、ここで一つ問題おきます。(おそらく)
編集モードの切り替え
F2ボタンが効かない。というか画面の輝度が変わるだけ。という現象が起こったら、Macそのものの設定を変更する必要があります。
というと大袈裟な表現ですが、システム設定でキーボードの設定を変更する。ということです。
①システム設定を開き、サイドバーからキーボードを選択

②キーボードショートカットをクリック

③ファンクションキーを選択

④F1、F2などのキーを標準のファンクションキーとして使用をオフ(オフであればオンに)する

これでF2がモードの切り替えとして機能します。この設定ができたら、fnキーとF2を押すことで、入力モードと編集モードの切り替えが機能します。
スプレッドシートの場合
スプレッドシートは、エクセルのようにモードの切り替えは必要ありません。
ショートカットとしてキーボードを操作することで、セル内でカーソルを左へ移動することができます。
それが、control + b です。
ちなみに上下左右の移動として
上移動は、「control + p」 Previousの p
下移動は、「control + n」 Nextの n
右移動は、「control + f」 Forwardの f
つまり左移動は、Backの b ということになります。
かな文字入力していても、エンターキーで確定したあと、control + b で、セルが移動することなく、カーソルが左に移動します。
あとがき、おまけ
そもそもEXCELはWindows用なので、Windowsでエクセルを使用しているなら、そのままF2キーを押せば編集モードに切り替わります。
ちなみに、Macのキーボード設定をせず、マウス操作で編集モードを切り替えるなら、入力中のセルをダブルクリックすることで編集モードに切り替えることはできます。


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